好天に恵まれ「奥多摩ナイトハイク」無事終ー了ー!

2時間たっぷり歩いて、まもなく日の出山の肩。
いい月夜でした。
スカイツリーが肉眼で見えるくらい夜景もバッチリ。
朝も荘厳に明け始めました。風が強かった。
みんな大好きなマシュマロ焼き。
ヒマさえあれば焼いてました!
下り道でジュースを賭けて「ゼッタイに転べない」ミッション。
慎重になりすぎると「夜になっても着かない」ことにまもなく気づく(笑)。
「ああ、楽しかった♪ おわり。」

ってなくらい、楽しい2日間でした。
先週末に「奥多摩ナイトハイク&貸切山小屋の一夜」が無事終了。
天気はよかったし、10名のご参加者も参加者どうしはみなさん初面識であるのにフレンドリーな方ばかりでした。

ナイトハイクのいちばんの目玉である夜の山道歩きは、昨年までとコースを変えました。
夕方から標高差500mを登る本格的な山道です。
路肩がゆるい部分や、迷いやすい場所もありました。
でも、ローテーションで、参加者全員に先頭を歩いていただきました。
なぜなら、先頭を歩かないと、夜の山道がどんなふうに見えるかわからないから。
もちろん、リスクを回避するための事前の下見もバッチリ。

翌日、日の出山からつるつる温泉へと下る道は、赤土が露出しているところもあるので、意外にすべりやすい。
山道の雨蝕を防ぐために木の階段状になっているところが、これまた歩きにくい。

そこで「つるつる温泉までだれもシリモチつかなければ、全員に缶ジュースをごちそうします!」とニンジンぶら下げました。
すると、子どもたちもみんな足下をしっかり見て、がんばるものです。

途中の休憩場所でいちばん小さな小学1年生の女の子の隣に座りました。
からかい甲斐があるかわいいお嬢さん。

自分がお裾分けしたおやつをおいしそうに食べる彼女に、小さな声で耳打ち。
「おやつ買ってあげるから途中で転んで。」

すると彼女、おおきな声でいいました。「だーめ!」
みんなが振り返って「どうしたの?」と聞くと
「おかし買ってあげるから、転んでっていわれたの。」
みんな大笑いでした。

帰ってきてもそのことが忘れられずに、いまもこの日記書きながらニヤニヤしています。

子どもたちってホントおもしろいですね。
純だから。
でも、今回、改めて思ったのは、子どもは子どもなりにさまざまな課題と向き合って生きているということ。

なにかの拍子にチョロっと話してくれる彼ら/彼女らなりの「身の上話」に身がつまされる思いがしました。

子どもたちだから「ま、今度一杯やろうぜ」ともいえませんが、気持ちとしてはそんなもんです。

がんばれ! 子どもたち。
そして、応援します! お父さん、お母さん!

ときには大自然のなかで思いっきり羽を伸ばしてくださいね!

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