10/22-23 遥かな尾瀬を実感。「晩秋の尾瀬ハイク」無事終了。

10/22(土)-23(日)、7名のご参加者(うち小2男子君が3名)と地球野外塾スタッフ2名、ボランティアサポーター様1名あわせて10名で晩秋の尾瀬を歩き、まずまずの天気で無事終了しました。
私たちが辿った両日のコースは以下の通りです。

晴天に恵まれた初日、バスを下車した大清水から三平峠を経由して尾瀬沼へ降りました。

その後、沼の南岸を北西へ歩き、尾瀬らしい木道を辿って十字路へ。
尾瀬の木道は本当によく整備されていますね。
以前はボロくて神経を使うところもありましたが、この日の木道はハイウェイみたいでした。
十字路ではこの日がシーズン最後の営業となる第二長蔵小屋に泊まりました。

深い靄で明けた翌日は、十字路から山の鼻に向けて尾瀬ヶ原を南西へと横断しました。

次第に天気がよくなるなか、初日に足を痛めた(靴内ねんざ)お子さんの痛みが強くなり出し、彼と親御さんはスタッフ1名の随伴で山の鼻から鳩待峠へエスケープしました。


そのほかのメンバーは、山の鼻から高度をあげるとともに雨雲に捕まえられ、小雨が風で吹きつける中を至仏山登頂、鳩待峠へと歩いてバスと共同運行する大型タクシーに乗車して下山しました。



尾瀬を訪ねる活動ははじめてでしたが、尾瀬の冬支度は予想以上に早く、本来は10月最終週に本活動を実施する予定でしたが、それだと交通が著しく不便になることが判明して実施を1週早めました。
当初の予定で募集開始をお待ちいただいていた方々にはお詫び申し上げます。
東京から尾瀬へは直線ではさほど遠くないのですが、歌詞にあるように改めて「遥かな尾瀬」だと実感しました。

交通が不便なぶん、ひとが少ないこの時期の尾瀬は格別の風情があります。
条件がよければ、テント山行だとさらに尾瀬の空気感を肌で感じやすいでしょう。
尾瀬周辺には会津駒ヶ岳や帝釈山など、みなさんをお連れしたいすばらしい山々がいくつもあります。
宿泊、交通ともに課題はありますが、またこの山域をご案内したいものです。

尾瀬の旅ではサポーターの坂井さんや見神さんにも良く遊んでもらって 息子も喜んでいました。
確かに 息子の体力と忍耐はどこから湧き出てくるのか不思議です。
旦那も 疲れた~次は無理だ~と毎回言っていますが、次はレインパンツ買わなきゃと言っており、、どっちだよ!という感じですが 多分また家族全員で参加する予定です。
本当に綺麗な風景といろんな山の表情が見れて幸せでした。また 次 楽しみにしています。

初めて山小屋に泊まって2日間の参加でしたが、振り返ってみるととても充実した良い経験になりました。
紅葉も尾瀬ヶ原の湿原も素晴らしく、初めてみる風景でしたので、とても楽しく歩けました。息子も、皆さんと終始楽しく歩けていました。
至仏山は、参加する前からとても心配でしたが、前日のミーティングで息子が登りたいと言ったことに内心驚きつつ少し気持ちが軽くなり、雨と風の山頂付近は苦しい時間でしたが、お天気が回復するにつれ辛さを全く忘れたように、楽しそうに遅れながらも頑張ってついていく子供の様子を見て色々と心配をしていましたが最後まで無事楽しめたことにホッとして、とても嬉しく思いました。
経験が少ない私と息子にとっては途中かなり険しい道のりでしたが、初めて寒さや悪天候を体験して、海老澤さんや皆さんの存在がとても心強く、山登りの心構えや乗り越え方を学ぶ機会になりました。
息子は次は登らないやつに申し込みたい、と今回の登山で今はお腹いっぱいの様子ですが、今回の風景や体験がとても心に残ったようで、今日は尾瀬ハイクについて長い作文を書いています。

ご参加者の皆様、当日サポートしてくださった見神理事、そして古い山友の坂井さん、ほんとうにありがとうございました。

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