「採って作ろう! ナチュラルなクリスマスリース」無事終了♪

つる取りは意外に重労働です。
飾りになる木の実採りは子どもたちに人気の仕事。
なにをどのように飾りつけるか、悩ましい問題。
姉貴が飾りつけを考えている最中でも、弟君の関心はココアがもう1杯飲めるかどうか。
これらのリースはなにか呪術的なオーラを帯びている感じがしませんか? 
もちろん、そんなことも子どもにはどうでもいいこと。
いかに「遠くまで飛ぶか」がリースに求められるようです。
そしてテントもダンスの舞台としか考えられないようです(笑)。 
午後の日射しを浴びる手作りのリース。
日射しを受けていっそう「あたたかく」見えます。
それぞれのリースを手にしたご参加者のみなさん。
お疲れさまでした!
12/1(日)も前日に引き続いて最高の晴天。
12名様のご参加者(うち7名が2歳から小4までのお子さん)とサポーター2名様を含む4名のスタッフあわせて16名で、多摩川の河原そばに自生する葛を利用したクリスマスリース作りを実施、無事終了しました。

当日は朝はどんと冷え込みましたが、集合してからは風もなくて子どもたちはコットンの長袖だけで遊べるくらいあったかくなりました。ありがたいことです。
肝心の葛(クズ)のつるも昨年に較べてずっとよい品質で、5m以上の長さで採れるものも少なくありませんでした。

葛のつるを巻いて作るリースの土台は、なんといっても巻きのリズムが美しさの決め手となります。
つるの弾力の手応えを感じながら無理がないように巻いていくと呪術的な美しさが現れるのです。
でも、それにこだわることも特段ありません。
オトナはつい完成度が高いものを求めてしまいがちですが、手作りのよさはなにも美しさだけではありません。斬新さや無骨さもまた持ち味になりますから。
子どもたちは、というと巻いたつるをフリスビーのように使っていました。
こうした脱線や発想はオトナだけの集まりでは醸(かも)せません。
子どもたちといっしょに作業をすると、予想外の楽しさに出くわすことができるのがかけがえのない幸せ感につながるように思えます。

つるを巻き終えたら、クグロフとホットドリンクでひと休み。
ひととき甘いものを楽しんだあとは、採ってきた木の実などでいよいよ飾りつけです。
自分の好みは、自然な木の実などといっしょにクリスマステープやお菓子などの人工的なものをいっしょに飾りつけること。
聖俗がいっしょになっているようすが好きなんです。
オトナはきれいなものを求めますが、子どもたちの発想は実用的。
たとえば、クリスマスイブまで毎日1つずつお菓子を食べられるように、24個のお菓子を飾りつけた子がいました。
考えてみれば、肝心のクリスマスのときには飾りがなにもないすっぴんのクリスマスリースでお祝いすることになりますが、まー、いいですね♪

これからクリスマスまで、子どもたちは自分で作ったクリスマスリースといっしょにどんな夢を紡ぐのでしょうか。
今年もさまざまなことがありましたが、すべての人たちにこころがやすらぐよいクリスマスが訪れるようにと願って止みません。

後日ご参加いただいたお母様からメールをいただきました。

久しぶりに夢中で楽しませていただきました。
とっても楽しい体験で娘も息子も私もわくわくしていました。
次回はカゴ作りたいです。

二人目のご出産を終え、二人のお子さんとお友達の母子とごいっしょにご参加くださいました。
お母さんとしてもしなやかになられて、またお会いできたことが私たちもとても嬉しかったです。

ご参加くださった参加者の皆さん、ボランティアの皆様ありがとうございました。
少し気が早いですがみなさんにも、「メリー・クリスマス」を。


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