流水におけるレスキュー実習受講&資格ゲット!

こんなところを繰り返しドンブラコ流されたり、泳いだり。
ラフトボートを利用しての救助活動なども実習します。

7/4と7/10、11のあわせて3日間、奥多摩・御岳で流水での事故に対処する実習「レスキュー3」を受講してきました。

梅雨さなかということもあり、水量が多かった。
雨に降り込められるというわけでもなく、日射しさえあったのですが、やはり水に浸かりっぱなしだとからだが冷えます。
黒部上の廊下はじめ、北アルプスなどの大きな谷でひと徒渉したあとは、陽を浴びて熱くなった岩のうえで寝転んでもからだの芯が冷えきって暖まらないといいます。
後半2日連続の講習の翌日に、自分の場合はインフルエンザのような筋肉痛を感じましたが、からだが冷えていたのだと改めて気づきました。冷えはこわいものです。

8/8からはじまる「多摩川探検隊」で水上のリーダーをとる明治大学カヌークラブの玉地君と、サブリーダーとなる同部の佐藤さんも3日間の講習を無事修了、レスキュー3スイフトウォーターテクニシャンレベル1の資格を得ました。
現役の消防士さんなども苦戦する「硬派」の資格なんですよ。

玉地君、以前は仲間どうしでカヌーをするときに転覆しそうな危険なところでは「バックアップでスローロープ(注:急流で流された仲間を陸に引き上げるための投擲ロープ)を準備するよ」という会話をしていたといいます。
しかし、本講習受講後「スローロープの準備をしたら、さらにもう一組のスローロープをそのバックアップとして準備しないと危ないことがわかった」と話していました。
さっそく受講の成果が現れましたね。
活動の本番ではレスキューよりも予防がいちばん!
陸上からではゼッタイにわからない多摩川の魅力を参加者のみなさんに体感していただくため。ちからをあわせていきましょう!