野外ででるゴミを最小限にする方法

日帰りの野外活動でさえ、気を抜けばたくさんのゴミがでます。数日にわたるキャンプならばなおさら。
どうやったら野外で出るゴミを少なくすることができるでしょうか。

答えは簡単。
活動に出る前の準備で、できる限りゴミになるものを取り除いてしまうことです。

たとえば、チョコレートを持っていくとします。
チョコレートを包んでいる銀紙の回りについている包装紙を予め取り除いてからザックにつめましょう。
ビスケットやキャラメル、そのほかも同じ。そんなときに便利なのがジップロック。細かく仕分けして、中身がなくなったら再度使用できます。
きちんとやると、驚くほどの量が事前に家でゴミとして捨てることができます。
っということは、それだけ荷物(重量)も削減できたわけですね!

野菜や肉は食べない部分を切り落としたり、あらかじめ重ね煮などの方法で調理しておいて、ジップロックに入れておくなどすると、これまた生ゴミが激減します。

いまはあまりやらなくなってしまった方法ですが、ペミカンという保存に適した加工法があります。
たとえば豚汁に使う具をあらかじめ煮炊きし、塩味をつけてラードといっしょに冷蔵庫で固めてしまう方法。
カレーやミートソースなど応用もきくし、燃料と時間を節約するのにも大変役立ちます。

最後に20年くらい前の失敗談をひとつ。無洗米がないころの話です。
水場に恵まれない山を歩く計画だったので、米をとぐ水を節約しようとあらかじめ米をといで山に持っていったことがありました。
そうしたら、米がバラバラに砕けてたいへんまずい米を食べるハメになり、閉口した覚えがあります。

みなさんもチャレンジ精神で試行錯誤しながらゴミを減らしてみませんか!?